平成26年度・活動報告

平成26年度の「けやき」は、例会(勉強会・交流会・講演会等)・役員会・自主グループなど、一年間を通してこんな活動をしました。


ポーレポーレ(青年の余暇活動)・3月の活動報告

3月8日(日) <参加:メンバー7名、サポーター1名>

はじめに近況報告をしました。
名古屋、横浜ラーメン博物館、J−WORLD TOKYOにお出かけした話、プロ野球やゲーム、読書などの趣味の話など、多彩な話題がありました。名古屋のお土産もおいしくいただきました。またそのほかに、仕事についても語り合いました。

続いて、「フラッシュ」という紙ペンゲームをしました。このゲームは、このところ、部屋での活動では恒例になっています。一人ひとりが回答者になって、みんなが答えそうなものを予想していくゲームです。
まず、お題(たとえば東京23区の名前など)を決め、そのお題に沿って、ゲーム参加者の多くの人が答えそうなものを5つ書きます。一人ずつ答えを一つずつ発表していき 、同じ答えを書いた人の人数分の点数が入ります。

今回のお題は、次の2つでした。
(1)夏季オリンピックの種目
(2)にんべんの付く漢字
特に漢字のお題は毎回盛り上がります。今回も意外な漢字が出てきたりして楽しい時間を過ごしました。
最後に話し合いをし、10月までの予定をおおむね立てました。



ポーレポーレ(青年の余暇活動)・1月の活動報告

1月11日(日) <参加:メンバー8名、サポーター2名>

会場は福祉会館の調理室です。最初に、近況報告をしました。
お出かけの話、年末年始のテレビ番組の話、旅行の話、ゲームの話など、さまざまな話題が出ました。
その後、スーパーマーケットで買い物をし、全員で調理活動をしました。今回のメニューは、ハンバーグとスパゲティーです。

ハンバーグは、計10個作りました。玉ねぎをみじん切りにする、炒める、こねる、形を整える、焼き上げるまでをていねいにやり、ジューシーでとてもおいしいハンバーグができました。

スパゲティーは、手作りのミートソースと、レトルトのカルボナーラや、たらこのもとを使ったものの3種類を作りました。ミートソースは濃厚で、麺ととても合いました。調理時は会話が弾んで楽しかったです。

片付けを済ませ、13時55分に解散しました。みなさん、お疲れ様でした。
次回は、立川駅周辺で映画鑑賞の予定です。



11月例会(学習会)の報告

11月23日(日) <所:都多摩障害者スポーツセンター>

NPO法人「クロスジョブ東京」の湯田正樹氏をお招きし、就労を目指す障害者への指導の具体的な手立てと職業準備訓練の実施事例など、就労のための支援のあり方について学びました。
「クロスジョブ東京」は、就労を希望する障害者に対し、一定の期間、生産活動などの機会の提供を通じて、就労に必要な知識や能力向上のための訓練などのサービスを行う就労移行支援事業所です。八王子駅近くに今年の4月からオープンしたそうです。

現在、就労への意欲を持ちながらも、個別的な支援が必要とされる障害(発達、軽度知的、精神、高次脳機能等)のある17名の方々が在籍しています。それぞれに個別支援計画を作成し、原則2年間の利用期間内で職業準備訓練を実施し、働くための基本的な労働習慣や職場で必要とされるマナー、知識の習得に励んでいます。
就職するために必要な受け入れ先企業は、事業所の就労支援員がハローワークや障害者就業・生活支援センターと連携して、利用者本人にあった仕事を探してくれるということです。また、就職後も安心して働くことができるように職場訪問するなど、職場定着のための相談、支援も実施しているそうです。

個別支援計画の作成の際は、本人の希望や要求を第一に優先し、本人に寄り添った支援計画を元にした取り組みを軸に、きめ細かく配慮が成されているという印象を持ちました。就労への移行支援を、障害者の側に立って実施・実践していこうとする「クロスジョブ東京」が目指すコンセプトと心意気を感じました。

【関連サイト】
NPO法人 クロスジョブ http://www.crossjob.or.jp/
特定非営利活動法人 わかくさ福祉会 http://wakakusaf.com/



ポーレポーレ(青年の余暇活動)・11月の活動報告

11月9日(日) <参加:メンバー7名、父親1名、サポーター1名>
新しい参加者1名を含む、メンバー7名と、新しい参加者の方のお父様、サポーター1名の9名で活動をしました。

今回は、調布の深大寺周辺を歩きました。多くの人たちは、調布で集まり、バスで深大寺に向かいました。今回も、特にゴールや目的を決めることなく散歩しました。ゲゲゲの鬼太郎の看板を見たり、そば屋さんを見たり、自然を楽しんだりしました。お参りした人もいました。

昼食は、全員おそば屋さんで、きつねそばやかき揚げ付きのおそばセットなどを注文し、おいしく食べました。昼食後、水生植物園、深大寺城趾を歩きました。ススキが大きく成長し、豊かな自然の中で、穏やかな心持ちになった人も多かったようです。一度も雨傘を使わずに、活動することができてよかったです。13時に深大寺にて解散しました。参加されたみなさん、お疲れ様でした。

次回は12月14日(日)、ボーリングとカラオケを楽しむ予定です。



つくし交流会報告

11月1日(土) <所・国分寺労政会館>

高校卒業後の進路選び、子どもへの障害告知について、集団での社会性等、多岐にわたる参加者の近況をもとに話し合いを持ちました。

これまで中学校は暗黒の時代だと多くの親たちから語られていた中で、自主性を重んじる私立中学へ の入学で学校環境が大きく変わり、家で学校の話をするようになり友だちと遊ぶなど、お子さんが生き生きと中学校生活の中で良かったと思える体験を積み上げているんだとなと共感し合え、本当によかったねと皆で語り合いました。

そんな中、小学生の親として最大の問題は、通級学級の施行内容の変更についてでした。この件については、具体的な内容が不明だったので、改めて話し合う事にしました。

次回は、2月7日(土) 10:00〜12:00 国分寺労政会館です。



ポーレポーレ(青年の余暇活動)・10月の活動報告

10月12日(日) <参加:メンバー7名、サポーター1名>

今回は散歩をしました。
10時45分に集合し、JR高円寺駅から商店街を歩き、また駅まで戻ってきて、お昼を食べるコースで歩きました。暑くも寒くもなく、また、雨も降らず、散歩をするには気持ちのよい天候でした。

今回は、特にゴールや目的を決めることなく、楽しみながら歩くことにしました。自動販売機やガチャガチャを見つけて話をしてみたり、雑貨屋さんを兼ねた本屋さんに入ったり、ボードゲーム屋さんに寄ったりと、会話をしながら、ゆったりと散歩を楽しみました。昼食は、ラーメン屋さんとパスタ屋さんに分かれてそれぞれで食事をしました。どちらもおいしかったとのことです。
13時15分に駅にて解散しました。

次回は深大寺を散策します。



ポーレポーレ(青年の余暇活動)・9月の活動報告

9月14日(日) <参加:メンバー5名、サポーター1名>

はじめに、近況報告をしました。
夏のお出かけや旅行の話が多く出ました。北海道、静岡、富山、大阪、長野など、行った先の思い出話が面白かったです。お土産もおいしくいただきました。また、そのほかに、仕事についての話も語られました。

続いて、「フラッシュ」という紙ペンゲームをしました。このゲームは、3月の活動でもやって、盛り上がりました。一人ひとりが回答者になって、みんなが答えそうなものを予想していくゲームです。
まず、お題(たとえば東京23区の名前など)を決めます。お題に沿って、その場にいる多くの人が答えそうなものを5つ書きます。一人ずつ答えを一つずつ発表していき、同じ答えを書いた人の人数分の点数が入ります。
今回のお題は、
(1)「(  )気」といえば
(2)ホテルや旅館の部屋の中に置いてあるもの
(3)秋の食べ物
の3つでした。意外と、答えがそろわなくて、そこが面白かったです。

最後に、話し合いをし、来年3月までの予定をおおむね立てました。次回10月は散歩です。



ポーレポーレ(青年の余暇活動)・7月の活動報告

7月13日(日) <参加:メンバー5名、サポーター2名>

10時30分に、新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」で待ち合わせをして、日本科学未来館に行きました。長い行列で、入館まで40分ほどかかりました。
http://www.miraikan.jst.go.jp/
科学未来館では、宇宙のこと、海のこと、数学的な思考、人の心の動きなど、たくさんの展示物に触れました。1時間程度の見学でしたので、まだまだ観たかった人も多かったようです。

その後、12時50分過ぎから、お台場まで移動し、食事をしました。ここでも再び行列に並び、お店に入るまで20分程度かかりました。休日のお台場はどこもいっぱいですね。みんなで中華料理店に入り、面白い味の炒飯や麻婆豆腐をいただき、14時20分ごろ解散しました。



ポーレポーレ(青年の余暇活動)・6月の活動報告

6月1日(日) <参加:メンバー5名、サポーター1名>

西武ドームで午後1時から野球観戦をしました。
試合は、残念ながら西武が中日に逆転を許し、4−8で負けてしまいました。
猛暑でしたが、食事を楽しみながら、ゆっくりと観戦できました。

今後の予定
7月13日(日) お台場に行きます
8月10日(日) 映画鑑賞
9月14日(日) 次回以降の予定を決める



ポーレポーレ(青年の余暇活動)・5月の活動報告

5月11日(日) <参加:メンバー7名、サポーター1名>

はじめに、ゴールデンウイークをどうやって過ごしたかなどの、近況報告をしました。野球を見に行ったり、富岡製糸場へ行ったり、家でゆっくりと過ごしたりなど、いろいろなお話がありました。

その後は、チャーハンと餃子作りの調理活動をしました。餃子は100個、チャーハンは7合分を作りました。あんを包むのがうまい人、鍋を振るのがうまい人、片付けがテキパキな人など、それぞれ得意なところを生かして調理をしました。とてもおいしくできたので、8人で全部食べました。
色々な話をしながら作ったのが楽しかったです。13時40分に解散しました。参加された皆さま、お疲れさまでした。

次回6月の活動予定は、西武ドームでの野球観戦です。



平成26年度・総会及び講演会開催

4月26日(土) <所・東京都多摩社会教育会館・303研修室>

平成26年度の「けやき」総会が開催されました。
活動方針案、予算案等承認され、今年度もまた新たにスタートしました。皆様には引き続きご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

総会後、引きつづいて講演会が行なわれました。

テーマ:「いつでも行ける憩いの場所『NeccoCafe(ネッコカフェ)』と就労継続支援B型事業所をたちあげて」

新宿区西早稲田に「大人の発達障害当事者による、大人の障害者のための」就労支援施設『Alternative Space Necco(オルタナティブ・スペース・ネッコ)』がオープンしました。その立ち上げに向けて原動力となったもの、現在の活動の様子、今後の計画や課題など、理事長の金子磨矢子さんと職業指導員の山本純一郎さんのお二人にお話を伺いました。

大人の発達障害をもつ当事者が安心できる居場所、一人ひとりが得意なことを伸ばせる作業所作りを目指してはじまった取り組みは、2010年に『NeccoCafe』をオープンし、2011年には就労継続支援事業所(作業所)の『ゆあフレンズ』を開所しました。就労継続支援事業所の形態にはAとBがあり、「A型」は障害者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を保証する仕組みの“雇用型”で、「B型」は契約を結ばず、利用者が比較的自由に働ける“非雇用型”で、『ゆあフレンズ』はB型だそうです。

『Necco』の目標は、大人の発達障害当事者の雇用促進ということと、それぞれの生活環境で直面する様々な問題や課題にも、精神保健福祉士をはじめ経験豊富な当事者が対応していくという“ピアサポート”にあるそうです。仲間との支え合いも大事にしながら、その時と場を共有できる『Necco』の取り組みは、今後の活動の広がりに大きな期待が持てました。

大人(成人)の発達障害者のための就労支援施設
『Alternative Space Necco(オルタナティブ・スペース・ネッコ)』

http://neccocafe.com/



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